2006年08月03日
ボクシング世界戦
昨日は亀田興毅のボクシングWBA世界ライトフライ級王座決定戦がありました。
皆さんも結果はご存知とは思いますが、亀田選手の勝利で終わりました。
亀田選手のファンの方々には申し訳ないですが私の率直な意見と述べさせて頂きます。
私もTVで見てましたが(当然ボクシングは全くの素人)
どうみても亀田選手の負けと確信してました。
しかし、判定は勝ち???
「おいおい。一体ファン・ランダエタ選手になんぼ渡しとんねん?」と思いましたし、
「いつもあんな偉そうにしゃべってるくせに、階級も一つ落としてるんやで。インチキ判定でベルト貰って何涙流してんねん。判定やからベルトいらん。」ぐらい言えんのか????と・・・。
今日の新聞など見ても
スポーツニッポン
すっきりしない世界初戴冠となった。WBA世界ライトフライ級王座決定戦が2日、横浜アリーナで行われ、同級2位の亀田3兄弟の長男・興毅(19=協栄)は、元WBA世界ミニマム級暫定王者のファン・ランダエタ(27=ベネズエラ)に2―1の微妙な判定で勝った。初回終了間際、ランダエタの右フックで生涯初ダウンを喫し、絶体絶命のピンチに陥った。フラフラになりながら反撃したが、決定的なポイントを奪えないまま12ラウンドを終了。ジャッジの採点が割れたように、ランダエタの勝利を主張する声も多く、すべてのファンを納得させる勝利にはならなかった。
ジャッジペーパーを読み上げるリング・アナの声を、興毅はうつむきがちに聞いた。112―115、115―113。1―1、最後が114―113だった。2―1で辛くも勝利が決まった。3人のジャッジは、全員が11回をランダエタ、最終12回も金氏を除く2人がランダエタのラウンドとした。数字上は興毅が逃げ切った展開だ。だが、判定のポイントはこの最終回の金氏。金氏が他の2人のジャッジと同じ採点なら、試合は引き分けだった。微妙な判定を物語る採点だった。
採点上では何とか逃げ切って「ホッ」とした雰囲気が出るはずだが、世界奪取を祝う歓声とともに、何とも言えない空気が充満した。初回終了間際、カウンターの右フックを浴び、自身プロ初のダウンを喫して試合は始まった。その後も動きは硬く、得意のカウンターの反応も鈍かった。判定の瞬間、信じられないといった表情を見せた興毅自身も「不細工な試合をしてすんません。緊張からか、地に足が着いてなかった」と振り返った。
試合の焦点は、いきなり背負った劣勢をばん回できるかだった。興毅は接近戦に持ち込もうとガードを固め、距離を詰めた。だが、そのすき間から軽いパンチを浴び続け、6回には右目上を切った。誰が見ても攻勢というラウンドは少なく、ジャッジ3人が興毅のラウンドと認めたのは6、10回だけだった。
逆に11回、興毅はダウン寸前の絶体絶命のピンチを迎えている。何とか持ちこたえたがランダエタに奪われたラウンド。ここで勝負はあったかにみえ、最終回もダメージは明らかだった。だが、判定は2―1。ボクシングの採点は各ラウンドに優劣をつけるルールがあり、引き分けのラウンドはほとんどない。この採点法が不可解な判定をしばしば呼ぶ。この試合も、最終回の金氏の採点にその特色が表れた。しかも、他の2人のジャッジは採点上は逃げ切り勝ちと付けただが、見た目には興毅が劣勢をばん回できなかった印象という矛盾が生じた。
ランダエタは「おもちゃを取られた子供のよう。悲しかった。(判定が)おかしかったのは(報道陣の)皆さんが伝えてください」と語った。
判定がおかしかったと言うことはできないが、万人が納得できる勝利でなかったのは事実だろう。興毅にとっての初めての世界戦は、ベルトは獲得したものの、世界王者の“称号”まで手にするには至らなかった。「まだ19歳やし、夢の3階級制覇に向けて練習していくだけ」と興毅。今後への試練と言える一戦となった。
時事通信
世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座に2日、亀田3兄弟の長兄、興毅選手(19)=協栄=が就いた。1回にダウンを喫しながら、判定勝ちで世界ベルトを奪取。舞台の横浜アリーナは亀田人気で沸騰したが、後味の悪さが残った勝利でもあった。
「新チャンピオン亀田興毅」。勝者が告げられると、会場は歓声と同時に、釈然としない空気が流れた。1ラウンド、フアン・ランダエタ選手(ベネズエラ)の強打が顔面に当たり、ダウンを食らう。その後も右目の上まぶたを切る大苦戦。地元ひいきは否めない。
これまでも格下の外国人選手とばかり対戦し、人気を演出したなどとリング上での評価は厳しかった。元世界王者の輪島功一氏は「ダウンを食って歯車が狂ったが、立て直したことは認めてやるべきだ。気力の勝利。判定の内容? 皆さんがご存じの通りでしょう」。大橋秀行氏も「次の試合ですよ。ちゃんと倒すこと」と注文を付けた。
亀田は低迷するボクシング界の救世主だ。テレビの高視聴率が物語るように人気は全国区。若い女性を中心にファン層を掘り起こし、観客の閉鎖的なイメージを一新させた貢献は大きい。この日も入場券1万5000枚は完売。中継したテレビ局関係者は「今、顔が覚えられるボクサーは他にはいない。インパクトがあるし、最高の素材」とドル箱スターを持ち上げる。しかし、こんな試合を繰り返しては、亀田人気はバブルではじけるかもしれない。
全くもって不可解です。
極めつけはスポーツナビからですが
判定結果に周囲は戸惑い=WBAは父にプレゼント−ボクシング世界戦
劣勢だった亀田を2−1で支持した判定結果に周囲も戸惑いを隠せなかった。日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は「試合内容についてのコメントは勘弁してほしい。本人も苦戦したと認めていたように、これからに期待ということだろう。ファンの方がどう感じたかは分からない」と歯切れが悪かった。
日本プロボクシング協会の原田政彦会長は採点表を一見し、「きょうは何も話すことはない」とだけ言って足早に会場をあとにした。協栄ジムの金平桂一郎会長は「試合は想定していた中で最悪のケースになったが、亀田は根性と底力を見せた」と苦しい見解を示した。
試合後の記者会見場には世界ボクシング協会(WBA)の立会人が足を運び、亀田のトレーナーを務める父親の史郎さんに「WBAのメンドーサ会長から特別のチャンピオンベルトを贈ります」と報道陣の前でプレゼントを手渡した。亀田の家族愛、父親と3兄弟の努力は素晴らしい。だが、中立であるべき世界の統括団体が事前にこのような準備をしていたこと自体、見識を疑われても仕方ない。
正直やらせ???と思われても仕方ない次第です。
企業スポンサーはじめ大企業様、亀田選手のお父様、本当に日本の将来を考え子供たちが変な道に進まないようにしていって下さい。
企業様、「お金は本当に大事です。資本主義ですから当然です。でもお金だけでは無いよ。と子供に教えていかないと長いスパンで考えたら結局マイナスであり、自分に帰ってきますよ!」
亀田選手のお父さん、「あのしゃべり方は何とかなりませんか?もう貴方の息子さんは貴方の子供だけじゃないんですよ!その責任があなたにあるんですよ。私の父親ならあんなしゃべり方した日にはバットで殴られました。」
切にお願い申し上げます。第二のホリエモンみたいなのが、出てこれない世の中になりますように・・・。
投稿者 teitoku : 2006年08月03日 09:20